総合住宅展示場来場者アンケート 2010調査報告書(Web版)
−住宅計画者の世代間における相違点を検証−


はじめに

未だ先の見えにくい不況下にある中で、住宅市場においても厳しい状態が続いています。 このような状況の下、現在の住宅市場をリードしている団塊ジュニア、そして、今後の市況を左右するポスト団塊ジュニアの住宅需要に、大きな期待がかかっているといえるでしょう。そこで、本調査では、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアが、住宅取得に対してどういう意識を持っているのか、何を求め、何を重視しているのかを探ることで、今後の総合住宅展示場のありかた、出展企業の取り組み方の考察につなげていきます。

あわせて、今までの住宅需要の中心層であった40−50代との比較、過去に実施した若年層対象の調査結果との比較を踏まえ、住宅市場の変遷を辿る一助になればと考えています。
この報告書が、住宅計画者に向けたよりよいご提案へと結びつき、今後の住宅市場の回復と発展にわずかながらでも寄与できることを願っております。

 


平成23年2月

住宅生産振興財団
住宅展示場協議会