12.住宅計画の進行段階と実現予定時期
来場者の住宅計画の進行段階と実現予定時期は上記の通りであるが、このような結果は全来場者を対象として行った03年調査及び20・30代の来場者を対象とした02年調査とほぼ同様である。但し、50・60代の来場者を対象とした04年調査と比べると、今回調査の方が「今後2年以内」の実現予定者が約10ポイントも上回っている。住宅展示場への来場者が最も多い30歳代では、借家居住者が多く、夫婦の年齢や子供の成長を考えると、できるだけ早く持家を確保したい……、こうした意志が強く感じられるのに対して、50・60歳代の来場者は持家居住者が非常に多く、故に住宅計画も“あせらず、ゆっくり確実に“といった傾向がうかがえる。