17.住宅計画形態と利用形態
住宅計画の形態は、「現在自分が住んでいる家の建て替え」が33.9%と最も多く、これに「親または子供が住んでいる家を建て替えて同居予定」の3.9%を加えると、建て替え計画者が37.8%に上っている。また建て替えに加えて、「現住宅を売却して一戸建を新築」(15.7%)と、「初めて一戸建を新築」(8.0%)を合わせると、一戸建住宅の新築計画者が全体の61.5%を占める。
この一戸建の新築以外では「リフォーム・増改築」計画者が15.1%とかなり多く、建売住宅とマンションの購入計画者は各々1%未満にすぎない。
 このような結果を全来場者を対象とした03年調査および20・30代を対象とした02年年調査と比べてみると、今回調査では建て替えとリフォーム計画者が大幅に増加している。50・60代の来場者は一戸建の持家比率が極めて高く、その結果として建て替えとリフォ―ム需要が大きなウエイトを占めている。