15.総合住宅展示場への要望
来場者が展示場に求めている希望内容は多種多様であるが、自分が実際に住む程度の規模で、価格や構造などが具体的でわかりやすいモデルハウスを……こういった来場者が最大公約数のようである。また、希望事項はモデルハウスに関するものが圧倒的に多く、関連施設やサービスに関するものは相対的に少なかった。このような結果は回答者の各属性別にみても大きな違いはなく、来場者に共通した要望である。
 なお、同内容で行った一昨年の“20・30代の住宅意識調査"と比較してみると、全体的には同一傾向にあるが、20・30代では「休憩所・子供の遊び場の充実」を望む声が多かったのに対して、50・60代では構造・躯体内部などモデルハウスの基本構造のわかり易さを希望する人が多いのが特徴である。